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I like your ghosts / ハシモニュウ
¥2,000
決して早いとは言えないペースで活動しているハシモニュウが10曲入りのアルバムを発表。ここでは、ディレイもファズもサビのコーラスも全く聞こえてこない、奇妙。とりあえず最近また酒をやめたとのこと。 全編にわたって綴られる心情の数々、おおよそ表裏がない。「似た者同士悪いとこは似ちゃわないように ねえ」普遍ながら素通りできない独特な加減、「東京まで40分くらいならいいのに」「知りすぎること知りたがり揺れず傾かずに」一方的な主観をぶつけるようで幽体離脱感もあるし、「子どもぶりのブルーハワイ甘すぎて泣けた」韻を踏んでいるようないないような?はっとさせられたり、ほろっとさせられたり、CDについている歌詞カードも必見。 歌もギターもまだどこか不安定ながら(わざと?)、自信を盾にした嫌味ったらしいエネルギー体が、また人をイラっとさせそうで少し心配。だけど、そんなこと今更大したことではない。 「色々あるみたいだけど結局みんな歌と言葉が好きでしょ?」善人でも悪人でもないハシモニュウの遅すぎた1st Album「I like your ghosts」堂々完成。苦労してできたものには少なからず宿るよね。 1.東京 2.真夏のクリスマ 3.LikeでLoveでRespect 4.Moanin' Morning ~Masked Mask~ 5.イファイイフュー 6.ちっちゃ皿ライチ 7.Fappy 8.ファームン 9.エジプトで猫 ~拝啓ティーンクラブ~ 10.クリーム 2025.8/12 ash-01(ashimoto records) マキシケース仕様、歌詞カード付 Photo:kaketamachan
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Music For Tourists ~A Passport for Alternative Japan~
¥2,500
Call And Response Recordsコンピレーションアルバム。 1.X – aldo van eyck 2.Psychedelic SPA – Ayato 3.コーヒー – デュビア80000cc 4.Sappy Birth – ハシモニュウ 5.ふたり、この夜 – Breakman House 6.P.P.P. - 象の背 7.ビンを落としました (industrial version) – pandagolff 8.in the morning I eat rotten meat (alternative version) – schedars 9.haircut (long version) – WBSBFK 10.S9812 – alleswitz 11.0I0 – mizumi 12.ebonydance – zo-ki 13.御御御付け - 帯化 14.TooKaGee – DopeDobutu 15.FEELING – Academy Fight Song 16.Fresh Air (alternative version) – Barbican Estate 音楽のパラレルワールドを密かに垣間見ることができる、アルバム“Music for Tourists - A Passport for Alternative Japan”。日本中の最もエキサイティングな16バンドによる16トラックの新曲を集めたコンピレーション。本作はリスナーを、インディーロック、アートパンク、ポストロック、インダストリアルのジャーニーに連れて行くようなアルバムである。あたかも車窓の風景が次々に変わっていくように、音楽の風景が変化していく作品だ。 アルバムタイトルはブライアン・イーノの1978年のアルバム「Ambient 1: Music for Airports」に因んでいるが、本コンピはアンビエントというよりも、アルバムの最初から揺さぶられる音楽となっている。そして、「Music for Tourists」というアルバム名は、人々が移動するairportのような静的な場所ではなく、より動的なもの、つまり探検と発見に重点を置き、そのairportを通じて見知らぬ場所へ旅行する人々のための音楽であることを意味している。 コンピアルバムに収録されている音楽全ては、探究心旺盛なスピリットそのものであり、全トラックは新曲又はコンピのために特別に作られたもの。リスナーにとっては、初めて耳にする参加アーティストもいるだろう。その中には地元のシーンだけでなく、シーンを超えて話題を集めている多くの新人も含まれており、どのバンドもエッセンシャルで、必聴でかつスリリングなアーティストだ。
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Nemrem / Hasymonew Band
¥1,000
対人形式で録音された前作とは異なり、バンド形態で制作された2017年作の5曲入りミニアルバム。シアトル発インディーレーベルHalf Yogurtからリリース。 1.iro de kikoeta! 2.ティーンネイジ・アングスト・クラブ 3.画家への異常な愛 4.白黒の世界 5.ハルシオンの友 Vo.Gu:ハシモニュウ Ba:M.Kazunovix Dr:DJ Syn:山田祐伸(M-1,3,4,5) Tp:横山祐太(M-1,3) Recorded・Mixed・Mastered:Jacky(SOUND CRUE) Artwork:リトルジャガー aka 夢の島の二階 Label:Half Yogurt
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tomarumawaru EP / ハシモニュウ
¥1,200
SOLD OUT
2014年ワシントン州シアトルで設立されたレーベルHalf Yogurt(ハーフヨーグルト)よりリリース。 本作tomarumawaruには『40年後を考える作詞作曲はほぼ自己セラピー。履き違えたアシッド感(セーフティーな殺し合い)とサイケデリア感(抑止力のずれ)に罪を着せた、思わせぶりな演奏』と自らを言い表すアーティストのソロとバンド録音が交互に収録されています。 ドラッグカルチャーに牽引されたUSサイケデリアでは、自身の内面的霊性を模索することが前提にありますが、ハシモニュウのサイケデリアは、現代の日本という風土と彼自身の境界線との狭間で展開される『霊性的与太歩き』と呼ばれるのが的確な例えなのかも知れません。 泥酔時に右おでこを陥没骨折。それがトレードマークになってしまった札幌の俊英、デビュー。 1.甘えられたドアの壁 2.今朝見たエミリー・サジェ 3.無実の哀 4.とまってまわる 5..(dot) song Vo.Gu.Cho:ハシモニュウ Dr:大池亘(M-1,2,4) Syn:山田祐伸(M-3) Tp:横山祐太(M-5) Sing along:大池亘、神代大輔、ジャッキー、杉森和樹、kaketamachan(M-4) Recorded・Mixed:ジャッキー(SOUND CRUE) Mastered:中村宗一郎(PEACE MUSIC) Label:Half Yogurt Distribution:BRIDGE INC.